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集中治療室から一般病棟へ

集中治療室から一般病棟へといっても天皇陛下の話題ではない。
うちの父のことだ。
父は2月3日早朝に倒れ、救急車で病院に運ばれた。
診断の結果は急性大動脈解離
その日に緊急手術となった。
12時間以上かかった手術も無事終了し集中治療室に入った。
術後の経過は大病の割には順調で2月17日(金)に一般病棟に移った。

しかしこれで大変な目にあってしまった。
医療現場の現実を見たような感じがした。
集中治療室での説明では
「こちらで全てやりますので、ご家族の方はいなくても大丈夫」
との説明であった。少々不安ではあったが用事もあったため一般病棟へ移ったのを見届けて病院を後にした。

用事を済ませ夜、病院へ行って驚いた。
父は真っ赤な顔をして興奮状態である。病室からは嫌なにおいも・・。父のくちびるは干からびたようになっておりあきらかに脱水症状である。おむつの便もそのままのようだ。
あわてて看護師を呼ぶと、看護師も興奮状態で怒っているようだ。事情を聞いてみると父が暴れて大変だったとのこと・・??重病患者が暴れる??
少しは言っていることがわかるようになったので、父にも聞いてみると、
どうやらトイレへ行きたいとのこと。
鎮静剤、麻酔などの影響で意識がはっきりせず、現状が十分につかめていない状態なので、「トイレへは行けないこと」を説明し、また興奮状態を落ち着けるため「ゆっくり息をはいて呼吸を整え、リラックスするように」話しをした。
だんだん顔の赤みが消え落ち着いてきた。
看護師に事情を説明し、のどが乾いたとも訴えるので水分補給もお願いした。
しかし看護師は、「これをやってからではないと水分補給はできない」といいのどの奥に無理やりチューブを押し込みタン吸引を始めた。父はとても苦しそうである。それで終わりかと思ったが、今度は鼻からチューブを押し込みタン吸引である。悲痛で見ていられない。その後ようやく3口ほどスプーンでゼリー状になった水分を与えて行ってしまった。

ちょうど担当医も来たので、現状を説明し水分補給が必要ではないか話をした。担当医も状況がようやくわかったようですぐに点滴をするとのこと。また、こちらで与えても良いとのことなので、スプーンでゼリー状の水分を与えた。

何とか状態は落ち着き、現在は快方に向かっている。
あのタン吸引とかいう行為は何だったのだろう?看護師の部屋から聞こえてくる話しを聞いていると、どうも相当なボケ老人が集中治療室から押し付けられたように勘違いされていたようである。
集中治療室も急患の受け入れの必要があったようで、急遽の一般病棟への移動で引き継ぎが十分ではなかったようだ。
おそらくあのタン吸引はおしおき的性格のもののようだ。
ただ病棟内で話しを聞いていると、確かに看護師たちを困らせる困った患者も多そうである。また人出も足りなさそうである。

その後、その看護師とも話しをしたが決して悪いかたではない。そのようになってしまうものが医療現場にはあるようにも感じた。

集中治療室から一般病棟に変わる際には家族の方でも十分な注意が必要である。忙しく引き継ぎがなかなか十分できない現実が医療現場にはあるように思う。
ただ看護師の方たちも「なぜ自分が看護師になったのか」初心を忘れず仕事に誇りを持ってがんばってもらいたい。
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